2011年 10月 09日
百花散歩 ~向島百花園 5~
睡蓮鉢の中に、夏色。
昔。祖父の庭にはいくつか庭池があって鯉やメダカが飼われていた。
庭弄りが好きだった祖父。
見事な盆栽や枝垂桜、秋には柿がなり、サルスベリの白い幹が、いつもバトミントンの邪魔をする庭。
小さな頃ははワンコがいて、よく遊んでもらったり、散歩についていったり。
睡蓮鉢の盛りを過ぎた葉色と、オレンジのメダカ。
懐かしい記憶。
祖父母に手を取ってもらって歩いた小さい頃、宝物みたいに掌にのせてもらったぬけがら。
今では虫が大の苦手で、ぬけがらだってビクビクしてしまう。
あんなにやわなのに・・・・。
大人になったら怖いものなんてないと思ってた。
でも、子供のほうがずっと、怖いものなしだった。
今では怖いものだらけ。
小さな虫にだって・・・勝てない日々。
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by kouzuki-nao
| 2011-10-09 23:55
| いきもの