2010年 12月 13日
旅の記憶 -18- 平城宮跡
バスは真北、遺構展示館近くに到着。
ベンチで歩きつかれた足を休めて、おかれている散策マップを手に取る。
主要な箇所にはこのマップを頼りに歩けるらしい。
遺構展示館に入ると、懐かしい単語があちこちから・・・・。
二官八省
十七条の憲法
冠位十二階
とかとか・・・・。
昔やったなーと思いつつも、なかなか目の前の遺跡と結びつかない。
発掘した状態で展示されている地面には、一抱え以上の大きな柱の跡がくっきり残っている。
1300年前の痕跡とは思えない存在感。
遺構展示館の次は東院庭園。
かつて宴会などが行われていたという、水辺のある庭園。
鳳凰を冠した朱塗りの建物が、水面にキレイに映る。
奈良時代のあの独特の衣装(ちょっとひらひらした衣類)で着飾った人たちを思い浮かべるのも、不思議で楽しい。
そして、遠くに見える朱雀門をめざしてさらに歩く・・・
歩く・・・ある・・・あつい_| ̄|○
だだっ広いので完全に日に焼かれている状態。
右側には大極殿が見えるけど、その横は公園状態。
文化財の近くでボール遊びをしている親子がいたりするのが、
奈良らしいと思う。
こーんなに広い平城宮。歩けど歩けど、なかなか朱雀門につけない(笑)
やっとついた朱雀門をくぐって戻って・・・・その後はゴールになる平城宮跡資料館へ。
出土品を見たりして、ぐるっと回った成果をもらう。
そう、一辺1Kmともいえる平城宮跡を、ほぼ3辺分あるいたのは、スタンプラリーをしていたから・・・w
粗品目当てという不純な動機ではあったけど、せっかくなのでやってみた。
いただいたのは絵葉書。
自分宛のお土産(?)を買ったりしないけど、こういうのは大歓迎♪
11月7日でこの会場でのイベントは終わっていたので、本当に公園散策でした。
ここが内裏として機能していたわけで・・・古えの方々ってタフだったんだなぁと実感しました。
そうそう・・・平城宮跡には線路が走っています。
近鉄奈良線。
今回ここをどうしてもルートに入れたかったのは、今まで電車から眺めていた場所が、
一体どんなところなのかを知りたかったから、というのもあります。
今と過去が混在しているのって、日常ではあまり味わえない、特別な光景です。
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by kouzuki-nao
| 2010-12-13 03:37
| 旅